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公開日:2020/07/08|最終更新日:2020/12/07

ニガヨモギのお酒『アブサン』をバーの会話ネタに

会話の話題に困った時、目に入ったを利用することがありますよね。食べてる物とか特徴的な人とか。バーならお酒でしょうか。

面白いエピソードを持つお酒の中でも、特に、薬草系のリキュール『アブサン』は記憶に残るエピソードが豊富です。

会話が苦手な陰キャでも話を広げやすく、会話を楽しむことができます。

なぜアブサンなのか

アブサンが面白いエピソードをいくつも持っているからです。

幻覚が見える作用がある成分が入っていたことから、製造を禁止された過去。有名な画家が愛飲していたこと。水を混ぜると白く濁ること。など、会話が盛り上がる話が多くあります。

製造禁止の過去

アブサンは複数の薬草を漬け込むリキュールで、薬草の1つにニガヨモギが使われています。

ニガヨモギに含まれるツヨンという成分が、中毒性や幻覚を引き起こす原因とされ、主にEU圏のいくつかの国では製造禁止となりました。

1900年代後半にツヨンが原因ではないとする研究が発表され、現在では、ツヨン含有量の制限下で製造が認められています。

日本での規制

日本では、食品衛生法第12条に基づく添加物としての使用を認める厚生労働大臣の指定により『ニガヨモギ抽出物』が既存添加物として認められています。

既存添加物とは、平成7年の食品衛生法改正により、添加物の指定対象が拡大し追加されたものです。日本で従来使用されてきた添加物が暫定的に指定されました。

平成8年以降、暫定的に指定された既存添加物について、アメリカやEUでの認可状況を鑑み、日本でも個別に安全性評価が行われています。

ニガヨモギ抽出物については、平成15年度に安全性評価が行われ、毒性は認められていません。

既存添加物名簿収載品目リスト
既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究(平成15年度調査)

EUでの規制

EUではツヨンの含有量に以下の規制があります。

・ヨモギから製造されたアルコール飲料   ―35mg/kg(35ppm)
・ヨモギ以外から製造されたアルコール飲料 ―10mg/kg(10ppm)
・ヨモギから製造されたノンアルコール飲料 ―0.5mg/kg(0.5ppm)

REGULATION (EC) No 1334/2008 OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL

シンガポールでの規制

シンガポールでは、2009年に以下の条件下でアブサンの国内販売、輸入を解禁しています。

・アルコール分25%未満のアルコール飲料 ―5mg/kg(5ppm)
・アルコール分25%以上のアルコール飲料 ―10mg/kg(10ppm)

シンガポール農食品・獣医局(AVA)、一定の条件下でアブサン(absinthe: 薬草系リキュール)の輸入及び販売を認可(食品安全委員会)
Import Requirements of Specific Food Products (Updated23 April 2020)

ツヨンの影響が発生しない摂取量

2010年にツヨンのADIが 0.11mg/kg bw/day であると発表されました。

ADI(Acceptable daily intake)は、1日摂取許容量と訳されます。毎日、生涯、食べ続けても健康に影響がないとされる値です。

0.11mg/kg bw/day は、1日に体重1kg当たり0.11mgの摂取が許容されます。体重60kgとして6.6mg/日です。

アブサンに含まれるツヨンを摂取する場合、EUでのツヨン規制最大値35mg/kgで計算しても、200ml/日程度まで許容されます。

アルコール度数の高いアブサンを毎日200ml以上飲んでいたら、ツヨンよりも先にアルコールの影響で体がおかしくなります。

Risk assessment of thujone in foods and medicines containing sage and wormwood--evidence for a need of regulatory changes?
Public statement on the use of herbal medicinal products containing thujone

アブサンを飲むときの注意点

度数が高い

アブサンはアルコール度数が高いお酒です。アルコール度数が低い銘柄でも40%程度、高い銘柄だと80%を超えるものもあります。

カクテルグラス1杯を60mlとして純アルコール量を計算すると、

60ml × 40% × 0.8 = 19.2gとなります。

ビール500mlに含まれる純アルコール量とほぼ同じです。

500ml × 5% × 0.8 = 20g

薬草味の好みが分かれる

独特な薬草の味は好みが分かれます。

チョコミント好きな方は相性がいいかもしれません。

アブサンを使うカクテル

アースクエイク

アルコール度数が高いため、名前の通り、地震が起きたかのように身体がグラつきます。

アブサン、ジン、ウイスキーの3種のお酒を同量ずつ混ぜたカクテルです。3種ともアルコール度数が40%を超えています。

バーで頼むと、本当に飲めますか?と聞かれることも。

ウォッカ・アイスバーグ

ウォッカにアブサンを数滴混ぜたカクテル。

分量のほとんどがウォッカなのでこちらもアルコール度数が高いです。数滴のアブサンでは少ないように思いますが、香りの強いお酒なので風味を感じることができます。

さいごに

陰キャ向けバーでの会話(初級編)はお酒の話題です。

アブサンでなくても、好きなお酒について頭に入れておくとバーでの会話がより楽しいものになります。

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